2014年6月25日水曜日

ハトマークその5


至極のvsWaragoma戦 後半
ハーフタイムつねコーチはしきりにビビらないを連発してました!マツコーチも慌てないことを強調しチャレンジしようと!正にその通りでした。確かにバックラインはノーリスクでと伝えていましたが、あまりにも蹴りすぎ…怖がっているようにしかみえませんでした。
やはり引き分けOKが小僧たちの頭にもちらつくのかな。
改めて、ビビらないこと引かないことを確認し後半スタート。
後半1分、右サイドしょうごの突破からフリーキックを獲得。にじが狙うも枠外へ。それでも前半の硬さと守る意識はかなりフラットになってきました。
後半6分には右サイドからPAへ進入したひろきが相手DFに倒されたかと思いましたがノーファール。一進一退の攻防は続きます。その直後左サイドを崩され#10にシュートされるも、ゆうまがセーブ。この日は本当にゆうまの日でした\(^o^)/
しかし、残り5分右サイドから縦パスが入りワラゴマ#10の力ないシュートをゆうまがまさかのファンブル…
重い重い先制点を献上してしまいました。しかしここからが今までにない4年生の鬼の形相でした。
たぶん、この日1番活躍していたゆうまのミスを帳消しにしたかったのでしょう。言葉に出さずとも1人ひとりの顔を見てまだこのゲーム終わっていないと確信しました。
ここからシステム、メンバーを変更し追いつく体制にはいります。しかしワラゴマのアタック陣も守りに入ることなくガンガン前にきます。凄い戦いになってました。
そして歓喜の瞬間を迎えたのは残り30秒!にじの強引な右サイドからのドリブルで得たコーナーキック。この時ラスト10秒。
たいしょうが蹴った鋭いボールをきょうやが教科書通りのインサイドのボレーでワラゴマゴールに叩き込みました。ゴールの瞬間真っ直ぐに喜びを爆発させベンチに向かってくる、きょうや!こちらも待ってましたと喜びを共有しようかと思いましたが、その瞬間あの時のシーンが脳裏をよぎりすぐにポジションにつくよう指示しました。
今年の新人戦準決勝、残り5分コーナーから同点に追いつき喜びを爆発させた結果ポジション修正の指示を出さず、その1分後に勝ち越されるという苦い経験がここで生きました。
そしてキックオフとほぼ同時に終了のホイッスル。
ベンチに戻ってくると、皆一様に泣いていました。たいしょう選手は号泣。ギリギリの戦いで緊張の糸がゆっくりほつれたのでしょう。引き分けで泣けるって滅多にないことです。
この舞台でしか絶対味わえない経験です。そういえば、あたくしの隣で試合中から泣いてたコーチもいました(どちらかはわかりますよね!)
試合後ワラゴマコーチがわざわざ我々のテントに足を運んでいただき健闘を讃え合いました。嬉しかったです!
ワラゴマさんとはまたぜひぜひぜひ戦いたいですね。
というわけで2日目は1位トーナメントでの戦いとなりました。

嵐の2日目へとつづく…